どんな障がいがあるのかを知るきっかけとする、あいサポーター研修を受講。県民の13人に1人が何らかの障がいを抱える

青木たかし

2019年04月29日 20:47

こんばんは、最年少松本市議の青木たかしです。

世間はゴールデンウィークですが、選挙後の片付けや事務作業等に追われながら、この10日間は終えることになりそうです。

10連休で松本城周辺も人が多く出ていましたが、私は今日、市民活動サポートセンターで「あいサポーター研修」というものを受講してきました。

https://www.facebook.com/events/427366451425431/?active_tab=about

あいサポーターが実践・普及する「あいサポート運動」というものは、さまざまな種類のある障がいについて理解するきっかけを作り、ちょっとした手助けへの実践につなげようとする運動です。
平成21年に鳥取県でスタートして、長野県は平成25年にスタート。全国に41万人サポーターがいますが、県内には55,000人の研修を受けたサポーターがいるとのこと。

長野県内には、平成30年時点で157,417人の障がい者がいて、県民206万5,873人という総数を考えると、県民の約13人に1人が何らかの障がいを抱えているということになります。(複数の障がいは考慮せず)

社会の中で、障がい者を憐れみの相手としてみるのではなく、一緒に生きる者であることを理解し、出来る範囲での手助けをしていくことを、あいサポーターは目指していきます。
そのためには、まず、多様な障害の特性や、当人が困っていること、そして、必要な配慮を知ることが必要です。



障がい特性を記した冊子


中には各特性や対応が書かれています。

手助けの例として、

・点字ブロックの上に自転車がおかれていたら、動かす

・ホテルのバイキング料理などを取りづらそうであれば声をかけてみる

・凸凹した道路で車椅子をこぎづらそうであったら声をかけてみる

といったことがありますが、これをいざというときに、勇気を出してできるようにするため、まずは理解から始めようという動きだと言います。


途中はビデオを見ながらの講習になります。

研修を受けると、あいサポートバッジをもらうことができ、個人だけでなく、企業・団体でも登録可能です。あいサポート研修は、各地区、学校、職場で講習を行うもので、講師の柿本さんからは「この運動を広げながら、まずは障がいへの理解という入り口を、多くの人に共有してもらいたい」ということでした。もし、ご関心あれば、ぜひ問い合わせをしていただき、講習会を開催するなどしてこの運動を広めて頂ければ幸いです。


ご自身の体験談を交えて、この運動の必要性をお話し頂きました。



2019/04/15


こちらのヘルプマーク運動や、障がいのある方の選挙権の行使の問題についても発信してきましたが、議会でも取り上げながら、共生社会に少しでも近付いていけるよう、私も活動を続けていきたいと思います。

それでは、また明日。

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