こんばんは、最年少松本市議会議員の青木たかしです。
本日、建設環境委員会の中で、4月導入のシェアサイクルとバスロケーションシステムの詳細が報告されました。
1,シェアサイクルは、15分60円、最大1,000円で、コンビニにも設置予定
松本市街地にシェアサイクル(設置されたポート同士であれば乗り捨てが可能となる有料貸し自転車)が導入されることは、これまでもブログで取り上げてきましたが、ついに詳細が明らかとなりました。
シェアサイクル事業者:OpenStreet株式会社(安曇野市で委託されている業者と同じです)
エリア:中心市街地にて開始し、順次拡大
決済方法:
スマートフォンを使用したクレジットカード決済、キャリア決済
利用料金:
15分ごと60円、1日最大1,000円(時期により変動有り)
自転車:
電動アシスト付き自転車100台、順次増車
サイクルポート:
14カ所設置、順次増設、
コンビニなどにも随時設置予定
出発式は
3月27日(水)9時、晴天時であれば松本城公園で行われます。
ポート間での乗り捨てが可能なことから、バスや電車、車での乗り継ぎを想定した、
さまざまな移動手段の選択肢が増えることとなり、バスの利用増は、シェアサイクルを使わない人にとっても、バスの利便性向上にもつながる可能性があります。観光客の利用から、休日の買い物、通勤・通学、仕事の移動など、幅広い活用が想定されていて、車を使わずに市街地を移動することを目指す
「次世代交通」のイメージに近付くことが期待されます。
利用実態にあわせて料金改定やポートエリア設置などもあり得るとのことでしたので、実際に使ってみていただき、みなさんの声を市政に届けていきたいと思います。
2,安曇野市と同じ業者が導入され、今後安曇野市とも相互乗り入れの可能性も
今回、先にシェアサイクルを導入していた
安曇野市の業者と、同じ業者がプロポーザルで選定されることになりました。質問したところ、安曇野市ともすでに協議をし、
相互のポート乗り入れなど、連携ができるかどうか協議をされているとのことでした。せっかく電動アシスト付き自転車を導入しているので、中心市街地にとどまらない、広いエリアで自転車移動ができるようにしていただくことを求めました。
3,バスロケーションシステムは4月導入で県で調整中
バスロケーションシステムは、現在県が開発しています。利用するには、県の開発した
「信州ナビ」というスマートフォンアプリが必要です。また、スマホを持たない人にも、利用できる環境整備に取り組んでいくようです。
私もこのアプリをよく使っていますが、経路検索画面とマップ画面で、バスの位置をリアルタイムで表示され、到着予測や接近表示も機能として整備されるようです。このことにより、バスの到着時間がわかるようになり、
待ち時間を有効に活用することができます。また、道路渋滞でダイヤが乱れていても、その状況がリアルタイムでわかるため、
さきほどのシェアサイクルも含めた別の移動手段を選択できるようになるというメリットもあります。また、
6カ国語の多言語対応もするということでした。
導入路線は、アルピコ交通・タウンスニーカー・西部地域コミュニティバス・市営バスとのこと。まだ導入日時は正確にわかっていませんが、これまで延期されていたリリースがようやく
4月で定まったようです。
これらふたつの早期導入は、私も議会でもたびたび求めていましたが、Googleマップへの活用も含めて、利用率と利便性向上に向けて今後も取り組んでいきたいと思います。一方で、
バスの電子切符導入、いわゆるICカードで運賃決済ができるようにするシステムの導入については、未だ検討段階であるようで、この点も早期導入に向けて求めていきたいと思います。
それでは、また明日。
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