2017年11月30日

信大生から、バスの遅れを確認できる「バス位置情報システム」の早期導入を求める陳情書が松本市議会に提出。

こんばんは、最年少松本市議会議員の青木たかしです。

昨日、松本市議会では信大生有志によって、バスロケーションシステムの早期導入に関する陳情書が提出されました。

信大生から、バスの遅れを確認できる「バス位置情報システム」の早期導入を求める陳情書が松本市議会に提出。
本日付市民タイムスより

これは、バスが今どこを走っているのか、その位置情報を知ることができるシステムのこと。これが使えるようになると、渋滞の影響でバスが遅れている場合、今バスがどこを走っているのか確認することができるようになります。例えば寒い冬の時期や雨が降っているとき、いつ来るかわからないバスを待ち続けたり、もう出発してしまったのかと心配になることもなくなるでしょう。

このシステムの導入は、すでに松本市の次世代交通実行計画の中で短期目標に位置づけられています。

私もこれまでに議会で質問し、スマートフォンを使ったなるべく低コストのシステムを導入する方針が示されています。

28年12月定例会一般質問答弁より
・・・また、バスロケーションシステムはバスの利便性を高め、利用者のストレスを軽減し、運行の定時性を補完するものでございますが、松本市は交通事業者と具体的な検討をしておりますが、近年は低コストのシステムが開発をされておりますことから、議員ご紹介の事例も参考に松本市にふさわしい形式についてさらに検討を深めてまいります。


徳島市においては、イオンモール徳島の出店にあわせてこのシステムを導入し、バスの利便性を向上させることで自家用車利用を抑える渋滞対策のひとつにも位置づけられていました。

今回の信大生からの陳情は、自家用車を持たない学生にとって、渋滞に巻き込まれたバスを待ち続けることの大変さを訴える内容となっていますので、学生目線での説明を委員会ではしてもらうことを期待します。今後、12月5日にSuica等のICカードで運賃を支払うシステムをバスに早期導入することを求める請願の提出を目指しているとのこと。


今日のその他のニュースとして、以下の2つを。





外国人観光客が夜に訪れる場所がないというのが、松本でも課題のひとつとされていました。実証実験の結果と今後の対応がどうなるか、注目です!

それでは、また明日。



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Posted by 青木たかし at 20:33│Comments(2)交通渋滞
この記事へのコメント
こんばんは。お疲れ様です。

バスを利用したいという趣味がある私には大変興味深い事柄です。
信大の有志さん達、バスロケやicカードがあるバスが運行されている地域から
来られている方かもしれませんね。
バスロケーションシステムがあると、
「バスはまだ来ないから、もしくはもう通過しちゃったから歩いていこう」とか、
そういう判断ができるからいいんですよね。

 バスロケーションシステムを松本の乗り合いバスに導入してくださる際、
私の勝手で個人的な希望なのですが、
スマホを見ることでバスの位置を把握されるシステムを導入される計画でしょうが、
私のようにスマホを携帯していない人も見ることが出来るシステムだとうれしいです。
私は携帯電話やスマホという物体がとても苦手で嫌いで極力携帯したくないので
(会社等から「頼むから樹廊 臣携帯電話持ってくれ」と頼まれてガラケーが有ることは有りますが・・・)
スマホが無くても見ることが出来るシステムだとうれしいです。東京の東京都営バスさんの
例ですが、都営バスさんのバスロケーションシステムは、スマホやガラケーが普及するより
はるか昔に作られたシステムでして、バス停留所の標識に直接バス位置を表示する機械が
組み込まれています。スマホ無しでも近隣の位置であればバス停の機械でわかるのです。
ただしこれは費用がかなりかかるので聞き流してください。

 バス運賃支払いのためのICカードですが、ぜひ、他の交通系ICカード、PASMOや
suica等でも相互利用できるようにしてくださるとうれしいです。
数年前、長野市で「くるる(KURURU)」という路線バス用のICカードが導入されました。
しかしこの、長野の「くるる」のシステムではPASMOやsuicaといった
他のカードは使用できないのでがっかりという声が多く出ています。
そのため、PASMOやsuicaといったカードで松本のバスを利用できることと、
また、長野の「くるる」とも相互利用できるようになるとうれしいです。
(長野の「くるる」のシステムを改造しなければいけませんが)私は鉄道のことは
よく分かりませんが、松本駅のJR鉄道はsuicaで乗車、降車できるようなので、
JRから降りた方がそのままそのカード持ったままでバスに乗車できるのは
大変便利なので御一考いただければうれしいです。

 それで、こういったシステムを導入する時、バス会社様の負担というものも
かなり大きくなりますので、バス会社様の現場の社員様の希望も聞いていただき、
バス会社様にあまり負担がかからないシステムが出来ると良いですね。

またいろいろすみません。ありがとうございます。
Posted by 樹廊 臣 at 2017年11月30日 21:51
コメントありがとうございます。

バスロケはもともと、電光板を設置することも検討されていたようですが、ご指摘の通り大変高額な費用がかかってしまうことが課題となっていました。
スマホの普及によって、その掲示板設置の費用を削減できることは大きなメリットであったため、その方向性も検討されているのだと思います。
今後、スマホを持たない方へのサポートも何らかの形でできるようになればいいと思いますので、その策を研究してみたいと思います!

また、ICカードは、これまでの委員会ではKURURUのみを導入するといった方針が示されていました。この場合、ご指摘のようにSuicaなどの通称10カードは利用できず、両方共利用できるようにするためには「片利用」と呼ばれるシステムの構築が必要となります。

現状、その目処は国の方で示されていないようで、今回の請願では、10カードを利用するシステムの導入を求めるものとなっています。
あとは委員会での審議でどのように議論されるかですので、またご報告しますね!
Posted by 青木崇 at 2017年11月30日 23:22
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