2022年08月14日

松枯れの進む松本平。赤くなった森林を再生するため、市民意識の醸成と方針策定を!



こんばんは、前松本市議会議員の青木たかしです。

本日の市民タイムスに、森林再生市民会議運営委員会が発足したとの記事が出ていました。



松本市の市木はアカマツですが、近年東山を中心に松枯れが急速に進み、年々山が真っ赤に染め上げられているという印象です。

全国的には松枯れは既に進行しきっており、温暖化の影響で、標高の高い信州で被害が広がり始め、今ではこの松本地域が全国でもトップクラスの激甚被害地域となっています。

松本市では2020年に空中散布を凍結させて以来、枯れた松の伐倒と殺虫、樹幹注入を基本として、各検討委員会を立ち上げながら今後の方針について検討が進められてきました。市と検討委員会で主催したシンポジウムでは、「松が枯れた後でも、自然に任せれば、数年で緑は再生する」と登壇者の方が示されていたのが印象的でした。

ただ、行政として市民の目に目立った取り組みがなく、「何も取り組みがなされていない」「これから松枯れ対策は一体何をするのだろうか」という声がよく聞かれます。

今回の市民会議では、各種イベントや体験会を通じて市民と森林の距離を縮めることで「森林を守る」という市民意識を醸成し、3年かけてこれからの森林再生のビジョンを策定するそうです。

生活で木を使わなくなった現代人にとって、森林のことは何か機会がなければ意識することすらないのが実態だと思います。私は議員になってから森林に入る機会が都度ありましたが、普段現代ツールをいじってばかりの自分にとっては、これが意識を向ける貴重なきっかけになりました。
行政としてビジョンを策定し、予算を森林再生に費やすためにも、「市をあげて、森を再生する」という意識を醸成することが必要となります。
まずは、意識情勢や市民運動をするという点で、青年会議所や各種団体として取り組むことも重要だとおもいます。

私も、「森林再生」を取り組むテーマの柱の一つとして位置付け、松本の森林を再生させるため、この期間からできることに取り組みたいと思います。

それでは、また明日。  


Posted by 青木たかし at 19:14Comments(0)環境

2020年08月02日

三才山トンネル無料化と、大量発生したマイマイガ駆除の方法について。

こんばんは、松本市議会議員の青木たかしです。

私の自宅近くでも相談を頂きましたが、マイマイガの大量発生が懸念されています。動画概要欄より、市の公式サイトをご確認頂き、対策を講じて頂ければ幸いです。




松本市ホームページより  


Posted by 青木たかし at 20:48Comments(0)環境

2020年06月07日

松枯れ対策として、四賀地区では空中散布を取りやめて樹幹注入へ切り替えることに。

こんばんは、松本市議会議員の青木たかしです。

先日からFacebookの個人アカウントがなぜか停止されてしまい、投稿も閲覧もできずにとても困っています・・・。ヘルプセンターにも問い合わせていますが、コロナウイルスの影響で調査が遅れているようで、未だ復旧の目途が立っていませんが、また状況をお知らせしたいと思います。

先日、松枯れ対策として空中散布の代わりに樹幹注入することが市長から説明され、議会では賛否が分かれました。私なりの理解と考え方について、試行的にYouTubeで撮影してお伝えしてみたので、リンクをはっておきます。



改善点などもあわせて、ぜひご指摘も頂ければ幸いです!

以下、実際に四賀地区の現地を確認した際に撮影した松枯れの現状の写真になります。



  


Posted by 青木たかし at 00:15Comments(0)環境

2019年06月04日

産廃処理施設しんえこ火災の情報発信の改善について委員会で意見。大気汚染の調査と、再発防止に向けた取り組みについて。

こんばんは、最年少松本市議会議員の青木たかしです。

先日、5月24日未明に発生した産業廃棄物処理施設「しんえこ」の火災について、議会の総務委員会に報告がありました。



5月25日付け市民タイムス

5月24日、午前3:26に火災が発覚し、その後8:10に防災無線でマスク着用を促すアナウンスが放送されました。そのほかの詳しい経過については、こちらの協議会で報告された資料をご覧ください。


協議会の資料より

ゴミの量が多く、なかなか火が消えなかったため、重機を用いて、ごみを山形村にあるしんえこに搬出する等して、当日中の18:18に鎮火が確認されました。

市では現場近くの芝沢小学校、運動会を翌日に控えている鎌田小・田川小、翌日にクラフトフェアが開催される会場そばの源池小学校に環境大気調査測定器を設置。同日23時頃、最初の測定値が出されましたが、二酸化硫黄、二酸化窒素、浮遊粒子状物質の数値はすべて環境基準の範囲内に収まっていました。この結果は市ホームページにも公開されています。

健康相談は市に13件、県に24件で、大気汚染に関する相談件数は市に約80件、県に11件あったとのこと。

協議会の中では、「通勤・通学時間になる前に、防災無線でマスク着用を促すことができなかったのか」といった質疑が出されました。私も、この件について多くの方からご意見をいただいていましたが、市の担当課では、「初めてのことだったので、今後の教訓として改善できるようにしていきたい」との答弁がされています。

私の方では、情報発信のあり方について意見を申し上げました。私も当日、TwitterやFacebook、LINE@を使って情報提供をさせていただきました。





市の公式Twitterでは、火災情報については計3件(火災発生・鎮圧・鎮火)の発信のみで、あとは交通規制の情報が発信されるという状態でした。市民の方からの問い合わせがある一方で、市民の方が安心感を得られるような情報発信の体制やあり方について改善を求めましたが、委員会には広報の担当課が同席していなかったため、今度の一般質問で非常時における情報発信のあり方については、取り上げていきたいと思っています。

続いて、今回健康への影響として、目や喉の痛みを訴える方がいらっしゃったことから、ダイオキシンなど、環境汚染の他の調査は行われるのかを質問したところ、6月10日〜17日に県で定例調査があり、その一ヶ月後に結果が公表される予定となっているとの答弁がありました。

最後に、再発防止策についてもお聞きしました。新聞報道によると、該当施設の火災はこれで3回目ということです。松本はこれから中核市に移行しようとしていますが、中核市になると、産廃業者への指導・監督権限を市が持つことになります。

松本市が目指す中核市とは何か?具体的なメリット・課題と、なぜ今、移行しなければならないのか。 - 青木たかし(アオキタカシ) | 選挙ドットコム https://go2senkyo.com/seijika/159204/posts/27786

再発防止に向けて、今回の原因や指導について、県と情報を共有しながら確認していくことと、他の施設での検証もしていくことを意見しました。


5月30日付け市民タイムス

クラフトフェアや運動会を翌日に控えた空気の澄んだ松本で、盆地に広がる黄色い煙と、ゴムが焼けたような臭いが広がるようすは、多くの市民・観光客のみなさまが不安に感じられたことと思います。環境への影響やこども・健康への影響を考えて、また非常時の情報発信のあり方を踏まえて、今回のことを教訓として活かせるように、この6月議会で取り上げていきたいと思います。

それでは、また明日。  


Posted by 青木たかし at 22:59Comments(0)防災環境一般質問・委員会質問

2019年03月07日

公害対策で4億8千万円投入し、経営赤字の四賀有機センター。四賀地区の鶏糞しか処理できず、廃止もできないのはなぜか。

こんばんは、最年少松本市議会議員の青木たかしです。

本日で、平成最後の2月議会一般質問が終わりました。私は今回登壇できませんでしたが、12月議会一般質問では、四賀有機センターについて、質問をしていますので、そのことについて報告したいと思います。


12月11日付市民タイムスより

私が議会に入る前、議会の全会一致でこのような提言書が出されていました。

平成26年度 松本市議会 四賀有機センターのあり方に関する提言書
https://www.city.matsumoto.nagano.jp/sigikai/kihonjyorei/seisaku_teianteigen/teigensyo.files/keizaikankyou26.pdf

1,公害対策として4億8千万円を投入し、経営赤字も出ている中、なぜ廃止・譲渡ができないのか?

この施設は四賀地区にある市直営施設で、畜産振興を目的に平成12年、四賀村当時に建設されたものです。現在でも稼働していて、四賀地区内で発生した民間鶏糞を処理して、堆肥化し、販売しています。
これまでに、施設外に漏れる強い臭気の対策のため、松本市としておよそ1億6千万円支出しており、ランニングコストや修繕費を含めれば、平成17年度の四賀村合併以降、市が支出した総額はおよそ4億8千万円ほどと算出されています。
そして、この堆肥がなかなか売れ行きが伸びず、平成29年度決算ベースでは、1年間で1600万円ほどの経営赤字となっています。


施設の位置


航空写真

この施設については、当時の四賀村が、平成12年の建設時に、地元2町会と次のような協定書・覚書を締結しています。

1 原料は村内で発生するものに限る
2 公害等を一切排除する。
3 管理運営は四賀村が行う。

この覚書が合併後にそのまま松本市に引き継がれたことで、市はさきほどの公害対策を実施することとなり、今も施設に搬入される鶏糞は四賀地区内に限定され、当施設を市が直営することとなっています。一方、市ではあり方検討会を開催し、平成32年度までの指定管理者制度の導入、そして、32年度以降の民間払い下げまたは譲渡をする方針を決定。その後、地元町会との協議が継続されています。

昨年開催された決算特別委員会では、この市営施設で処理しているほとんどが、民間業者による鶏糞であることが明らかとなり、多くの委員からこの施設についての指摘がありました。平成27年度には、冒頭触れたとおり、松本市議会としても、この施設をできるだけ早い時期に譲渡、あるいは廃止することを提言しています。

この提言から3年が経っており、これまでに多くの市税が支出されていることから、現状や見通しについて、透明性を確保する必要があります。
あり方検討会における指定管理者制度が現段階で導入されていない理由と、今後の見通し、また、市直営での運営というのは、合併協定に含まれているのかについて質問しました。

(答弁)◎農林部長
 議員からご指摘のありましたとおり、四賀有機センターを開設するに当たり、当時の四賀村と地元町会の皆様が交わした協定書と覚書がございます。したがって、指定管理者制度の導入に当たりましては、協定書の見直しと再締結が必須でございますが、いまだ地元町会の了解をいただけず、指定管理者制度導入に至っておりません
 今後の見通しにつきましては、これまで重ねてまいりました地元町会の皆様との協議の中で、一定のご理解はいただけているとの感触を得ておりますので、一層粘り強く丁寧な協議により信頼関係を築き、指定管理者制度の導入に向けて進めてまいります。
 市直営による運営が合併協定に含まれているのかにつきましては、合併協定には含まれておりません
以上。


2,収支均衡を目指すため、処理手数料引き上げを

この答弁の通り、直営施設とすることは、合併協定には含まれていないことがわかりました。続いて、鶏糞搬入にあたっては、処理手数料を業者から頂いています。2010年4月までは1トンあたり1,000円でしたが、現在いくらもらっていて、これをいくらにすれば、先程申し上げた経営赤字が収支均衡となるのか、また、処理手数料の早期見直しの計画はあるのかを質問しました。

(答弁)◎農林部長
 畜ふん処理手数料は、1トン当たり1,540円でございます。平成28年度及び平成29年度実績から求めた平均処理量のもとで、収支均衡とするには、1トン当たり3,780円と、現状の2.45倍に当たる水準への値上げが必要と試算しております。
 手数料の見直しにつきましては、現在、具体的なスケジュールは持っておりませんが、センター利用者も交えた検討会議に、ただいまお示しした試算も資料として提示し、検討に着手しているところであります。
以上。


3,民間鶏糞を税金で処理する法的根拠はあるのか?

議会としても、市の財政への負担があることが指摘されていることから、検討会議で理解をもらえるように対応を進めてもらうことを求めました。
また、市直営施設でほぼ民間鶏糞を処理している状態は、法的には問題ないのか、法的根拠はどこにあるのかということを質問しました。


(答弁)◎農林部長
 四賀有機センターは、地方自治法第244条の規定に基づく公の施設として設置しており、使用する原料は、松本市四賀有機センター条例第4条で、市内から排出される市が設置した合併処理浄化槽及び公共下水道の余剰汚泥並びに畜ふん、きゅう肥と規定されております。
以上。


4,この施設に大規模改修のため、さらに費用をかける予定はあるのか?

この施設は、平成12年2月に開業して以来、これで20年弱が経過しています。美術館・芸術館も現在築後20年が経過し、大規模改修の時期を迎えていますが、この施設も、これから大規模改修の必要性が生じるのであれば、更なる支出が想定されることになります。施設の屋根は木が使われていて、その腐食への対応も必要な中、今後経年劣化による大規模改修をする予定があるのか、市に質問しました。

(答弁)◎農林部長
 議員のご質問でも触れておられる市のあり方検討会で、今後のあり方を民間への払い下げ、または譲渡と結論づけておりますことから、修繕につきましては、公害を発生させない環境維持や安全性の確保に必須なものを実施しており、大規模改修は計画しておりません
以上。


5,廃止を含め、6年前の結論の再検討を!

大規模改修は実施しない予定であるとの判断をお聞きしました。そこで、大規模改修を予定しない中で、今後の施設のあり方について質問しました。
平成27年度の議会からの提言では、民間への譲渡、あるいは廃止を検討することを提案しています。その3年前の平成24年、庁内で開催された四賀有機センターあり方検討会では、32年までの指定管理導入、32年以降の民間払い下げあるいは譲渡が結論付けられたことは先程も述べたとおりです。
払い下げの時期が曖昧なこともありますが、今後大規模改修を行わないとすれば、その後を受け持つ民間払い下げは実現するのでしょうか。この平成24年の庁内会議ですが、3回の庁内会議のみでこういった結論が出されています。今から6年前に出された結論であり、その3年後に市議会からも廃止も含めた提言がなされる中、改めて検討会を設置する等して、廃止も含めて今後の施設のあり方を見直すべきであり、その点を質問しました。


(答弁)◎農林部長
 現在、あり方検討会の結論に沿って、まずは指定管理者制度の導入に向けて、地元町会の皆様と協議を重ね、信頼関係を築いている最中でございますので、今、改めて検討会を設置することは考えておりません
 また、四賀有機センターは、建設時に国の補助事業を活用し、2030年度までは耐用年数による処分制限もあり、議員ご提案の施設の廃止は、方策が尽きたときの最後の選択肢と認識しております。
以上。


2030年度までの耐用年数による処分制限があるため、廃止は方策が尽きた最後の選択肢という話で、非常に困難な状況にある一方、庁内検討会議が結論づける民間譲渡や払い下げであっても、その耐用年数の処分制限に結局はかかることとなり、補助金返還の必要性が生じてしまいます。
結局、この平成32年度以降の民間への払い下げ、譲渡という結論も、困難な選択であることがわかります。

このまま2030年度まで市でもつことになれば、毎年の経営赤字も累積することとなり、老朽化によって修繕費も一層かかることになるのではないかと危惧します。検討会設置は考えていないという答弁でしたが、この状況を踏まえれば、早急に今後のこの施設、どうするのかということについて、また、どうしたら市民理解が得られるのかについて対策を講じるべきであり、その検討を要望しました。

以上が、12月議会におけるやりとりです。今後も、次世代に負担を回さない、二元代表としての議会をしっかりと機能させるべく、真剣に松本の行財政改革に取り組んで参ります。

それでは、また明日。



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Posted by 青木たかし at 00:00Comments(0)議会改革環境一般質問・委員会質問

2017年07月16日

松くい虫対策として、今年度の空中散布は中止に。市長面会を求める住民団体に対し、庁舎からの退去命令が出される事態に。

こんばんは、最年少松本市議会議員の青木たかしです。



この3連休では多くのイベントが行われていますが、みなさんどのようにお過ごしでしょうか。




本日は、松くい虫対策の農薬空中散布について、簡単に事実情報とその経過をお話します。

今松本市では、市木である松の樹が寄生虫によって枯れてしまうという問題が起こっています。

この松枯れ被害は広範囲かつ加速度的に広がることから、その対策として、寄生虫を駆除するために希釈した農薬を空中から無人ヘリで散布し、その進行を食い止めようとしています。

これまで四賀地区でこの空中散布が実施されてきましたが、今年度、衛星画像の分析からその効果が一定程度あると認められ、里山辺地区と本郷地区で実施するということとなりました。

これに対して、健康被害や生態系への影響を懸念する住民や有志の方が、この空中散布の中止を求める反対運動を行っていました。

私は、その中でもミツバチに対して寿命を縮め、個体数を減らす影響があるという点が気になっています。

また、住民への説明という点が不足していたのではないかという指摘もなされ、手続き上の問題も表面化しました。

その後、市の対応として、紆余曲折はありましたが、本年度における里山辺、本郷地区の散布は中止することを決定。

地元の対策協議会は、所有者の財産である木が枯れて失われてしまうことと、木が枯れることによる土砂崩落を防ぐという目的から、空中散布の実施を要望していたものの、住民の反対運動を前に散布業者を見つけることが出来ず、実施ができなかったとのこと。

住民団体は「来年度以降の中止にはつながっていない」ことから、市長と直接面会して話をすることを求めていますが、市側はそれを拒否しているという状況です。

そして、14日金曜日に、住民団体が市に対し、市長の面会を求める9回目の申し入れを行ったそうです。


15日付市民タイムスより

記事によると、団体側から怒号が飛ぶ中、1時間以上経過しても居続ける構えを見せる団体側に対して、規則に基づく退去命令を市側が出す事態となったとのことでした。



この問題については、様々な情報が飛び交い、何が正しい情報なのか判断が難しくなっています。

市では、空中散布の安全性を訴えていくとされ、四賀地区の調査結果を公表することなどをしています。

無人ヘリ薬剤散布に伴う安全確認調査の結果について(1回目) 松本市ホームページ http://www.city.matsumoto.nagano.jp/kurasi/sigoto/ringyo/osirase/kekka.html



細かな情報について、今後市でまとめて公表されるという予定も以前聞いていますので、その際に所見含め、改めて詳細に記したいと思います。

それではまた明日。



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Posted by 青木たかし at 23:59Comments(0)環境

2017年07月06日

ごみ出しの日を通知し、松本市の分別方法を教えてくれる無料アプリがリリース!便利なので、家族や友人に拡散を!

こんばんは、最年少松本市議会議員の青木たかしです。

燃えるごみはいつも出していますが、燃えないごみや空き瓶、資源物など、たまに出るごみの収集日や分別方法を一々調べるのは結構手間のかかるもの。

今回、そんな手間を解消してくれるアプリを、松本市が作成し、公開されました。


スマートフォンアプリでごみを出す日や分別方法が確認できるようになりました 松本市ホームページ http://www.city.matsumoto.nagano.jp/kurasi/gomi/katei/appli-3R.html


スマホをお持ちの方はこちらからダウンロードし、自分の住んでいる地域を設定してみて下さい。

すると、こんな画面が出てきます。


これは松原地区の設定。


下の方に週間スケジュールが表示され、日にちをタップすると詳細を見ることが出来ます。




そして、ごみ出しの日の朝7時になると、今日は何のごみの日か、スマホが通知してくれるようになります。(通知の時間は設定から選択可能)


また、画面右上の3重線のアイコンがメニューボタンですが、ここから月間予定も確認が可能。



それぞれのごみの分別の仕方、ごみ出しの場所や時間についても、このメニューボタンの中に説明が書かれています。


このアプリのもう一つの特徴は外国語にも対応していることで、これをダウンロードすれば、日本語を読めなかった外国人の方もごみ出しの分別方法や収集日がわかるようになります。

とても便利なものなので、ぜひ、周りの方にこのアプリが出来たことを教えてあげて下さい!


システムとしては簡単なもので、維持コストも年間およそ20万円ほどの予算となっています。




スマホの普及により、あまりお金を使わずとも、アイディア次第で様々な課題を解決できるようになりました。

松本市でも、最近はスマートフォンアプリを地域課題解決に活用しようという動きがあり、バスロケーションシステムや道路通報アプリもそのひとつです。

他の自治体で導入されているような便利なものが松本市でも使えるようにするため、この分野については私も徹底的に調査・提言し、遅れをとらないよう取り組んでいきます。

それではまた明日。



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Posted by 青木たかし at 18:37Comments(0)環境ICT化

2017年06月10日

全日本花いっぱい松本大会に向けて、街中が花で彩られています。一方、花時計公園噴水の足元は・・・

こんにちは、最年少松本市議会議員の青木たかしです。



こちらは今日の花時計公園の花壇。

6月17日に松本で行われる第57回全日本花いっぱい大会に向けて、文字通り、街中が花でいっぱいになっています。

第57回全日本花いっぱい松本大会を開催します 松本市ホームページ https://www.city.matsumoto.nagano.jp/shisei/matidukuri/kankyomidori/hanaippai/zennkokutaikai.html







この花時計公園以外にも、松本駅前や松本インターチェンジで降りた所など、市街地の至る所で花を見ることができると思います。

市長からは、この大会に「次世代を参画させ、育成を図りたい」という思いがたびたび発信されており、どんな大会の内容となるのか楽しみです。

一方、花時計公園には噴水があり、こどもたちがよく遊んでいるのを見るのですが、その足場をみてみると・・・





このように、砂利がはがれて、下の鉄板がむき出しになってしまっています。

市民の方からも、「市民も観光客も多く行き交うこの場所で、このむき出し状態の噴水はいつになったら修繕されるの?」といった声をいただきましたので、こちらの補修については担当課に対して、早期に改善していただくよう要望をださせていただきました。

予算がつかないといけないことではあるのですが、この花いっぱい大会を契機に、まちの憩いの場もよりきれいに整備されていくように取り組んでいきたいと思います。

それではまた明日。



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Posted by 青木たかし at 16:36Comments(0)環境中心市街地活性化

2017年06月03日

松本駅前広場に無料レンタサイクルを設置する補正予算案が計上。将来的には乗り捨て可能なコミュニティサイクルへ。

こんにちは、最年少松本市議会議員の青木たかしです。

6月5日から開会される6月議会。

今回の議会ではイオンの渋滞対策予算として3億円が計上されていますが、その予算のひとつにレンタサイクル(貸自転車)の設置も含まれています。



これまで松本市では「すいすいタウン」と呼ばれる、無料で約60台の自転車をレンタルするという取り組みをしていました。Mウイングなどでレンタルしていたのですが、ここで使われたのは、まちなかに放置され、廃棄されることになった自転車です。

これを活用していたため、お世辞にもきれいとはいえない自転車車両で、「リユースされているのはいいけど、観光客や市民が見ていて使いたいと思えるようなきれいな車両の方がいいのでは・・・」と思っていました。

一部の市民・観光客には使われており、貸出率も悪いというわけではなかったのですが、多くの市民にはその存在も知られていません。

今回、予算上では、貸し自転車を100台増やし、「松本駅前広場にレンタサイクルを設置する」とされています。


(写真はフリー素材で、すいすいタウンとは関係ありません)

「これまでの方針とは異なり新しい車両が購入されるの?」と思ったかもしれませんが、これは次世代交通の短期計画に位置づけられている「コミュニティサイクル」の導入を見越してのことだと私は認識しています。

次世代交通についてはこちらの記事を↓


コミュニティサイクルは、さきほどの写真のような自転車貸出拠点をまちなかに設置して、利用した人がどこでも貸出・返却できるものです。

最近重要性が指摘されている、いわゆる「シェアリング」の発想で、自転車政策が進んでいる欧州諸国にならって、日本の自治体でも導入され始めました。松本市でもこのコミュニティサイクルを導入するように検討しており、このためには新しい車両の整備が必要となっています。

一方で、このシステム・貸出拠点を整備するためには莫大な費用がかかることから、その導入はなかなか進んでおらず、松本市でもこれまで検討課題とされていました。

そんな中で、今、都内を中心に携帯ネットワーク会社のdocomo、SoftBankなどがこの分野に参入し、実証実験を行っています。

これまでと違うのは、管理システムや料金支払機を各貸出拠点ごとに設置していたのを、車両自体に設置するようにしたこと。そして、その車両にICカードで決済できる装置を備え、電動自転車としても使えるようにしています。(よく調べていませんが、携帯電話のおサイフケータイと同じ原理を利用しているのでしょうか?)

先程の記事にも書いた通り、5月の臨時会でこのコミュニティサイクルについても質問し、docomoやSoftBankなどの車両にシステムを搭載した仕組みを現在検討中とのことで答弁がありました。一方で、まだバッテリーなどの課題もあるようで、いつ導入するかは決まっていません。

「次世代交通」を市が打ち出して以来、未だ目に見えてわかる印象的な事業というのが実施されていないため、住民にとってはそのようなまちになっていくという実感がないのが現実です。

このような目に見える形での施策が早期に実施されることを求め、今後も取り組んでいきます。

それではまた明日。



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Posted by 青木たかし at 13:03Comments(0)環境渋滞イオンモール

2017年04月30日

空き家対策として、市による専門相談窓口が設置されます

こんにちは、最年少松本市議会議員の青木たかしです。

全国的に問題になっている空き家の対処についてですが、私もよく相談されることがあります。

管理されていない空き家が有ると、小動物が繁殖したり、治安が悪化したり、悪臭がしたりと、周りの人が安心して住むことができない環境になってしまいます。

もし周囲にこのような空き家がある場合には、市にお問い合わせ頂ければ対応をしてくれるのですが、今回はこの空き家問題について、今の松本市の現状と対策がどうなっているのかをまとめていきます。


1,空き家の種類

まず、空き家には大きく分けて4つの種類があります。(割合は総務省の平成25年住宅土地統計調査より)

A:賃貸用の住宅
  賃貸のために空き家となっている住宅のことで、空き家全体のおよそ53%を占めています。

B:売却用の住宅
  売却することを目的として空き家になっている住宅のことで、空き家全体のおよそ4%の割合です。

C:二次的住宅
  別荘などの普段は人が住んでいない住宅のことで、空き家全体のおよそ5%の割合です。

D:その他の住宅
  上記以外で人が住んでいない空き家のこと。入院などで長期不在になっていたり、取り壊すことになっている住宅で、空き家全体のおよそ39%を占めています。



このうちの「D:その他の住宅」の増加が問題とされています。

空き家が放置されてしまう原因として、相続などで権利者が多数いて意思決定が出来ない、建て替えができない用地に建っている、処分すること自体が面倒など、個々のケースによってそれぞれの理由があるようです。


2,市内の空き家の現状

松本市に寄せられた空き家の相談件数:238件(平成26年7月〜)

管理者が不明な空き家については、まず登記などから、その所有者を調査し、市から連絡を取っています。

この方法で所有者がわかるのは全体のおおよそ8割だそうです。

一方、返信をもらえたのはそのうちの4割。

所有者が市外にいたり、亡くなっていたりと、調査には時間がかかっているとのことでした。

また、空き家の数の把握ですが、市内に空き家と推定される一戸建てが1640件あるとのことです。

これは、住宅地図作成会社のゼンリンさんによる住宅の現地調査によって判明している数値です。


3,空き家の対策

これまで松本市では管理不全の空き家に対して、所有者を調査して連絡を取るという手法を取っていましたが、市による新しい取り組みとして、今年度中に空き家に関する専門の窓口を設置することが表明されています。

また、空き家の調査やデータベース化、官民連携による空き家の利活用推進などの方針も前回の定例会で示されました。

これらの具体的な内容についてはまだ明らかになっていませんが、先程書いた通り、空き家はそれぞれ個別の事情があり、各事案について相談と対応をしていく必要があります。

また、冒頭の「その他の住宅」を円滑に市場へ流通させることが、空き家対策として有効であると考えます。

対策の詳細も含めて、より効果的な政策となるよう、今後議会で取り上げ、質問・提案をしていきます。

それでは今日はここまでで。  


Posted by 青木たかし at 12:30Comments(0)環境移住・空き家