2017年11月30日

信大生から、バスの遅れを確認できる「バス位置情報システム」の早期導入を求める陳情書が松本市議会に提出。

こんばんは、最年少松本市議会議員の青木たかしです。

昨日、松本市議会では信大生有志によって、バスロケーションシステムの早期導入に関する陳情書が提出されました。


本日付市民タイムスより

これは、バスが今どこを走っているのか、その位置情報を知ることができるシステムのこと。これが使えるようになると、渋滞の影響でバスが遅れている場合、今バスがどこを走っているのか確認することができるようになります。例えば寒い冬の時期や雨が降っているとき、いつ来るかわからないバスを待ち続けたり、もう出発してしまったのかと心配になることもなくなるでしょう。

このシステムの導入は、すでに松本市の次世代交通実行計画の中で短期目標に位置づけられています。

私もこれまでに議会で質問し、スマートフォンを使ったなるべく低コストのシステムを導入する方針が示されています。

28年12月定例会一般質問答弁より
・・・また、バスロケーションシステムはバスの利便性を高め、利用者のストレスを軽減し、運行の定時性を補完するものでございますが、松本市は交通事業者と具体的な検討をしておりますが、近年は低コストのシステムが開発をされておりますことから、議員ご紹介の事例も参考に松本市にふさわしい形式についてさらに検討を深めてまいります。


徳島市においては、イオンモール徳島の出店にあわせてこのシステムを導入し、バスの利便性を向上させることで自家用車利用を抑える渋滞対策のひとつにも位置づけられていました。

今回の信大生からの陳情は、自家用車を持たない学生にとって、渋滞に巻き込まれたバスを待ち続けることの大変さを訴える内容となっていますので、学生目線での説明を委員会ではしてもらうことを期待します。今後、12月5日にSuica等のICカードで運賃を支払うシステムをバスに早期導入することを求める請願の提出を目指しているとのこと。


今日のその他のニュースとして、以下の2つを。





外国人観光客が夜に訪れる場所がないというのが、松本でも課題のひとつとされていました。実証実験の結果と今後の対応がどうなるか、注目です!

それでは、また明日。



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Posted by 青木たかし at 20:33Comments(2)交通渋滞

2017年11月28日

松本市が行っている、商店街や商店主の活動を支援する補助制度について

こんばんは、最年少市議会議員の青木たかしです。

今日は村井商工親和会の経営セミナーへお邪魔してきました。



各地域にある商工親和会にて、商店主が活用できるような助成制度を紹介する内容で、網羅的にまとめられていたので、ここでも紹介したいと思います。


◯松本市商店等グレードアップ事業補助金

既存の小規模商店が取り組むユニバーサルデザイン化する店舗改修を支援する制度

整備例
・車椅子に配慮してトイレの床面積を広くする
・洗面台、流し台を整備する
・トイレを洋式化する
・出入り口を広げる
・蛇口をひねるものから自動感知式やレバー式のものにする
・出入り口の段差を解消する
・自動ドアを設置する
・階段に手すりを設置する
・メニューの外国語化


飲食店、公衆浴場、理・美容院などの小規模事業者で、平成27年4月1日以前からある建物であれば利用できる制度。

補助率は10分の3ですが、市街化区域なら10分の4以内、市街化区域で商業地域や近隣商業地域なら10分の5以内に補助率の上乗せがあります。

制度の期間は平成31年度までとなっていて、それまでに集中的に取り組んでもらうことを目指したものとなっています。

平成27年度は10件で飲食店が多く、平成28年度は12件の実績があったとのこと。

工事着手以降は対象外となってしまうため、事前申請が必要な制度となります。


この他事業者が利用できる制度として、商店街で3ヶ月間空きとなっている店舗を賃貸して出店する場合に家賃が補助される制度や、新規開業する際に家賃と融資の利子を補助してくれる制度があります。



◯ものづくり中小企業に対する支援制度

1,販路拡大支援事業補助金
新市場を開拓したい、販路を拡大したい場合に、展示会や見本市に出店する費用を補助する制度


2,人材育成事業補助金
経営力を強化したい、技術力を向上させたい場合に、指定団体が主催する研修を受講する場合に受講料を補助する制度

3,活性化支援事業補助金
大学研究機関と連携して、共同研究や技術開発を行い、新製品を開発したり、新分野・異分野への進出をする場合にかかる経費を補助するもの




◯商店街が使える地域活性化の助成メニュー

1,商店街活動強化事業
商店街が共同で行う販売促進に繋げる活動を支援するもので、オリジナルグッズやガイドマップを作成するなどの経費が補助される

2,商店街まちおこし事業補助金
商工祭りなど、商店街が行う個性ある誘客イベントにかかる経費が補助される

3,商店街賑わい創出事業補助金
歩行者天国を伴う誘客イベントの出演料・会場費・装飾費・原材料費などの経費が補助される

4,商店街街路灯LED化
街路灯のLED化が補助され、電気代節約にもつながる

5,商店街共同施設設置事業補助金
商店街が設置する共同施設(街路灯、駐車場、駐輪場、会館、事務所)の一部が補助される。LED化してあれば、街路灯修繕費も補助対象。



これらの他にも、低利率の融資制度や商工会議所が支援してくれる事業承継や販路拡大、IT導入、軽減税率対応レジやシステムの導入補助についても紹介がありましたが、市の商工課、あるいは商工会議所で相談をすれば詳細を教えてくれます。

制度の使いやすさやニーズについては意見もいただいているので、積極的に事業展開し、地域おこしのために頑張っている商業者の後押しができるように、議会でも取り組んでいきたいと思います。

それでは、また明日。  


Posted by 青木たかし at 02:55Comments(0)経済

2017年11月26日

市立病院建て替えは、平成34年10月開院を目指す。緩和ケア病棟新設と、病室の個室化へ。

こんばんは、最年少松本市議会議員の青木たかしです。

松本市では、菅谷市政4期目の公約「次世代のためのハード整備」として、松本市役所、市立博物館、市立病院の建て替えが進められています。

そのうち、博物館と病院については議会として特別委員会を設置して、現在建て替え方針について協議をしている段階です。

市立病院は平成34年10月に開院を目指していますが、14日に基本計画の骨子案が特別委員会に出されました。


11月15日付市民タイムスより


1,新しい市立病院の特徴は?

・松本医療圏の基幹病院の一つとして、西部地域を中心に急性期・回復期医療を担う

・2025年以降も公立病院として持続可能な施設とし、215床以内の病床とする

・終末期のがん患者の苦痛を和らげる緩和ケア病棟を新設

・人間ドック等の健診を行える「健康管理センター」の新設

・感染対策とプライバシー保護のため、病室は個室化し、差額ベット代を取らない

・医療相談室を集約した患者サポートセンターの設置

・患者への案内や説明が一箇所でできる総合窓口の設置

全27診療科は社会情勢に応じて随時見直していく


2,建設候補地は工場跡地のため、現在土壌汚染の調査中

宮地エンジニアリング松本工場跡地を建設候補地としていますが、工場跡地という性格上、化学物質による土壌汚染の可能性があります。



そこで、現在宮地エンジニアリング側が費用を出して土壌調査を実施しています。

この結果は、本年度末までに出されるとのことで、土壌汚染がない状態で、市は取得をする予定です。

ところで、この用地は56,200㎡の敷地があり、これを一括取得するとされていますが、病院用としては3万㎡で足りるため、残りは市長部局が別の事業で使うこととされています。

まだその用途が決まっていないということで、今後特別委員会ではその用途について議論されていくことになります。

質疑の中では、国道の渋滞対策や上高地線の駅を病院近くに移動することについて質問がありましたが、今後検討していくとされていますので、また詳細については報告していきたいと思います。

それでは、また明日。



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Posted by 青木たかし at 18:09Comments(0)議会報告高齢者・障害者福祉

2017年11月23日

熊本市議会の子連れ議場出席について。松本市議会では、議場入り口の子ども控室で保育士さんに預けることができます。

こんばんは、最年少松本市議会議員の青木たかしです。

昨日から報道で話題となっている、熊本市議会議員の子連れ議場出席について。

22日の定例会で、女性市議が生後7ヶ月の長男を抱いて着席し、他の議員から退席を促されたといった内容です。


写真は松本市議会議場



松本市議会で話題になったのは、出産した議員に対する、産休などの環境整備について。

さまざまな世代の多様な意見を代表する議会として、子育て中の議員も不便のないよう環境整備は図られるべきだと思います。海外で認められ始めている議場への乳児同伴も、議会の多様性確保と女性参画推進のためにも賛成できます。

子育てとの両立について、全国的に議論されるきっかけとなったのは評価されることですが、一方で、今回の件について少なからず違和感を覚えてしまうのは、市議の行動が手順を踏まなかった強引なやり方であり、「子どもを利用した政治パフォーマンス」とも捉えられてしまうからでしょう。

当該市議は議会事務局に「子どもを連れて議場に出席してもいいか」という相談をされていたそうですが、熊本市議会の定めた規則において「議員以外は傍聴人とみなす」、「傍聴人はいかなる事由があっても議場に入ることが出来ない」と定められていることから、他の議員と相談するよう伝えられていたといいます。

これらのルールを作っているのは、議員たち自らで構成する議会運営委員会であり、最終判断は議長が行います。議会を構成する議員としては、その規則の変更を両者に相談する必要があるはず。

条例を制定することができる地方議会は、地方政治における立法府にあたると言われていますが、議会が作ったルールを議員として踏まず、議会の規則を破って今回の行動を強行したことについては、批判を免れることはできないと思います。かえって、子育て世代の環境整備と女性参画推進への反感を強めてしまう恐れもあり、私自身も今後のあり方に活かしていきたいと感じた案件でした。






松本市議会においては、このように議会子ども控室というものが設置されています。

傍聴のご案内 松本市ホームページ http://www.city.matsumoto.nagano.jp/sigikai/osirase/boutyou-annnai.html

松本市議会では平成12年から設置されているようで、保険にも対応し、資格をもった保育士さんがついて傍聴者や議員のこどもを預けることができるのですが、

・1歳未満の場合はどうするか

・議員が子ども同伴で議場出席できるようにするか

といった点はまだ議論されていないので、今後の課題となりそうです。

地方議会に留まらず、社会全体における子育て環境の整備の議論が進むきっかけとなるよう、私自身も改めて考えていきたいと思います。

それでは、また明日。



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Posted by 青木たかし at 23:32Comments(2)子育て

2017年11月22日

松本市議会として、議会報告会と、町会連合会との意見交換会を実施しました。

こんばんは、最年少松本市議会議員の青木たかしです。

本日は町会連合会と松本市議会との意見交換会があり、イオン出店に伴う市街地渋滞対策と、地域包括ケアシステム構築に向けた取り組みが議論されました。



・イオンモールが出店したことで、平日は予想以下の混雑だが、休日の渋滞がすごい。

・やまびこ国体道路や、中山から筑摩を通る道、あがたの森公園付近の道路で渋滞が起きている。

・143号線は電柱があり、歩道幅も狭い。

・市としては「目立った渋滞はない」と新聞で報道されているが、そうとは言えない箇所もある


といった内容の指摘があり、それぞれ議員としても声を伝えていくとされました。

私も松原から市街地に行く際に、やまびこ道路がコモ庄内まで車列ができている状況を何度も経験していて、地域からもそういった声も聞かれているので、次の12月議会ではその点についても触れたいと考えています。


また、先日は議会としての議会報告会も実施しています。


画像は市民タイムスより

今回の議会報告会は松本市議会の広報部会として企画されたもの。新庁舎・博物館・病院の建て替えについての経過説明と、地域交通、防災、若者の参加について議会としての取り組みを報告させていただきました。

私は芳川公民館の担当でしたが、説明後、住民の方から「新庁舎の建て替え候補地選定は知らないうちに決まってしまったという印象を持っている。少なくとも私の周りはそう捉えているが、議会としてどういった議論がなされたのか」といった質問がありました。

これまでの経緯が説明されましたが、「将来のことをきちんと考えて、やはり別の所が良かったということにならないように検討をするべき」といった意見がありました。「行政の責任で場所だけは決める」とされているので、今後控えている市民説明会では、行政としてもしっかりとその説明をして頂く必要があります。

一通りの説明が終わったら、3つのグループに分かれて意見交換を行います。わたしは若者の参加グループの担当でしたが、地域や町会にどうやって参加できるかといったことや、若者の提言を活かす若者議会のあり方について意見が出されましたので、私も今後の議会活動の参考にしていきたいと思っています。



その他、最近の活動について。











12月議会も近づいてきましたので、準備を頑張ります!

それでは、また明日。



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Posted by 青木たかし at 20:05Comments(0)交通渋滞議会報告

2017年11月22日

野村総研の成長可能性都市ランキングの分析。総合8位となった松本市は、今後どんなことをすれば良いか?

こんばんは、最年少松本市議会議員の青木たかしです。

先日、松本市役所で野村総研さんによる成長可能性都市ランキングの分析について、職員研修が実施されていましたが、議員も傍聴が可能となっていたので参加してきました。同日に松本商工会議所さんでも同じ内容で講演が実施されていたようです。


ランキングによる都市の持つ「成長可能性」の可視化〜地方創生の成功の鍵はどこにあるのか〜
という演題で、野村総研上級研究員の小林庸至さんによる講演をお聞きしました。

事前に公表されていた部分は、以前私の記事で書かせていただいています。



目次
1,ランキングの目的は、都市のポテンシャルを可視化すること
2,松本市の評価された点は、人と人のつながり
3,松本市は「多様な産業が根付く基盤」が振るわない
4,松本市は今後どうしたら良いか?


1,ランキングの目的は、国内都市の産業創発力の現状と、将来のポテンシャルを可視化すること

この調査は、国内都市が産業創発力をもって自立した自治体になれるかどうかをランキング形式で示したもの。

今回の調査では、今の時代は新しい発想なくして勝ち残ることはできないという現状を踏まえて、自治体や行政問わず今後は外部の人材や知恵が必要なことから、創業イノベーションを促す仕組みの有無や都市の暮らしやすさ・多様性・魅力という観点を指標に盛り込んでいるとのこと。その上で、コンビニや病院数という指標だけでなく、住民の感じていることをアンケートで調査し、それも指標化しているのが特徴であるということです。

そして、今回の調査は次のことに活用することを目的とされています。

・各都市の強みと弱み、特徴を可視化

・地方都市に何が足りないのか、今後何をやっていくべきなのかを提示



今回上位にランクインした都市の評価されたポイントとして、


・福岡はスタートアップの成果があがっていて、ビジネスインフラも充実してきた

・京都は京都大学に優秀な人材がいて、新しいビジネスを生み出す要素がある

・鹿児島は産業基盤は揃っていないものの、多様性への寛容度は高く、住んでいる中での魅力は高い

・つくば市は筑波大学によって人材が豊富な上、人口の入れ替えでオープンな環境がある



といった点が挙げられました。



2,松本市の評価された点は、人と人のつながり

松本市は次の3つのライフスタイル別ランキングでベスト3に入り、「都市の魅力が高い」ことで優秀な人材が定着する可能性があるとされ、「総合ランキング8位」と評価されました。


・移住者に優しく、適度に自然がある環境で仕事ができる

・リタイア世代が余生を楽しみながら仕事ができる

・子育てしながら働ける環境がある



この都市の魅力の項目は先程触れた住民へのアンケートによる指標が多く、例えば、最近障害者・高齢者を助けたか、挨拶をしたか、家とオフィス以外に居場所があるか、といったような情緒的な内容だったそうです。ここから、松本は、ひととひととのつながり(社会関係資本=ソーシャルキャピタル)が強く、それがこの地域の一番の財産であると評されることになりました。


3,松本市は「多様な産業が根付く基盤」が振るわない

松本市が評価されたのは多様性への寛容度、創業を促す基盤、都市の魅力があることでしたが、一方で評価が低かった点は「多様な産業が根付く基盤」。(松本市の人口規模から考えれば、もっと高い数値でもいいはずとの説明も)

この項目は、大企業が立地しているか、地域の経済力はあるか、海外とのビジネスのつながりはあるか、ビジネスコストは安いか、ビジネスインフラは充実しているか、自治体の行政基盤は安定しているかといった内容です。商議所では、新幹線駅や国際空港へのアクセスの悪さから、ビジネスインフラの評価が低かったと説明されていたようです。
また、これは松本市内だけのデータであるため、安曇野市や塩尻市と広域で取り組むことを考えれば、大企業の立地等はカバーされるのではとの説明がありました。

その他、居住の快適性や社会の成熟度に対して、外部人材の流入に結びついていないことや、信州大学の人材の引き止め、誘引に弱みがあるのではないかといった指摘もされています。


4,松本市は今後どうしたら良いか?

分析総括として、

・都市の魅力の評価が高く特にコミュニティの絆をはじめとしたソーシャル・キャピタルの充実が目立つ

・街の綺麗さ、静かさ、景観の美しさ、治安の良さなど安心して暮らせる要素が揃っており、移住者・アクティブシニア・ワーキングマザーなど、さまざまなライフスタイルを志向する人に適した懐の深いまち

・一方、ビジネスインフラや産業集積など、多様な産業が根付く基盤は振るわない

・多様性への寛容度、創業を促す基盤、都市の魅力の面で高スコアの一方、そのポテンシャルに比べて実績が物足りない

とされました。


今後の対応としては、

・先程のビジネスインフラの充実はすぐにできることではないため、松本市はさきほどの強みをいかに活かして成長につなげていけるかが重要である

・何もやってないわけではないが、他の自治体とくらべて特徴的なことがないため、信州大学との連携など、まだまだやるべきことはあるはず

・都市の魅力の高さを活かして、優秀な人材を誘引し、つなぎとめることが重要

・信州大学のような大学、研究機関を中心に、新しいビジネスを起こす(起業・創業、地元企業の新規事業創出)仕組み・仕掛けを創ること(これを広域的に取り組むことも)が重要

・生活環境においても、総合的には満足しているものの、地域交通の確保など、重要な要素なのに満足度が低い点はあり、この点もまだやれることはあるのでは


また、各都市の成長のポテンシャルをランク付けしたものでは松本市は6位になっています。これは、他都市と差別化できる要素はあるのに、ビジネス創発・産業創発に結びついておらず、やるべき政策的要素がまだまだあるということの裏返しであると説明されました。


松本市の分析については、おおよそこのような内容でありました。この他には、他都市の事例が紹介されていますが、また別の機会でまとめます。

課題として挙げられた信州大学との連携や人材誘致という点はこれまでも指摘されていた内容であったと思います。

松本はヘルスバレー構想を掲げ、健康産業の創出を目指していることもあり、今回このように評価された分析について、松本市の成長・発展につながるように議会活動にも活かしていきたいと考えています。

それでは、また明日。



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Posted by 青木たかし at 00:13Comments(0)子育て経済

2017年11月19日

過去最大規模の草間彌生さん特別展が松本市美術館で3月3日から開催。123日間の期間中に10万人の来場予想も。

こんばんは、最年少松本市議会議員の青木たかしです。

しばらく視察や出張が重なっていて、更新が止まってしまいましたが、また12月議会に向けて書いていきます!

14日、教育民生委員会で、3月に開催する草間彌生さん特別展の詳細が報告されました。



今年は松本市市制施行110周年ということで、多くの記念事業が実施されてきましたが、そのフィナーレに位置づけられるものがこの草間彌生展になりそうです。

期間は平成30年3月3日(土)〜7月22日(日)の123日間

他の美術館を含む巡回展ではなく、松本市美術館単独での開催で、「これまでにない規模」での開催が予定されています。


2012年にも個展が開催されましたが、そのときは103日間で73,000人が訪れました。今回は、10月に新宿で草間彌生さんの個人美術館が開館したこともあり、そのとき以上の来客があると想定されています。市では一日あたり700人の来客を目標としていますが、10万人を超える可能性もあると見込んでいます。

市でも、その場合の駐車場確保(美術館には80台しかない)、渋滞対策、観覧者の安全確保策を検討しながら、実行委員会形式で展示詳細を調整しているとのこと。

市からは「草間さんのふるさとが松本であることをアピールできるような展示を目指す」といった説明もあり、議員からも「今回の展示が単発で終わることなく、次につながるようなものとしてほしい」という意見も出されました。

草間彌生さんが世界から注目されている中、松本市では作品やその雰囲気が美術館の敷地内に留まってしまっているのが残念であり、松本市がふるさとであることを印象づけられるような工夫をしてもらえるよう、私も今後提案をしていきたいと考えています。

それでは、今日はここまでとして、また明日。



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Posted by 青木たかし at 00:04Comments(0)楽都中心市街地活性化

2017年11月05日

20万人でにぎわった市民祭松本まつりのディズニーパレードや松本城二十六夜神例大祭の様子。

こんばんは、最年少松本市議会議員の青木たかしです。

3日はまつもと市民祭松本まつり。市制施行110周年記念ということでディズニーパレードが実施されたこともあり、主催者発表では20万人の人出があったとされています。



まつもと市民祭松本まつりのディズニーパレード!

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停車していたダッフィーバス。正面で写真撮影ができるようになっていました。


松本城下町らしく、武者行列も。


歩行者天国となった松本のまちを大勢の人が行き交い、市民の団体がそれぞれの出展をしながら賑わっている様子は、松本市民としてとても嬉しく、誇らしい光景でした。

交通規制が終わって市街地に車が乗り入れ、渋滞し始める街を見ると、このまちの交通状況を早く改善しなければと改めて感じます。



松本城本丸庭園では、二十六夜神例大祭。


庭園ではお茶を飲むことも出来ました。




この日、市民活動サポートセンターでは、ぼくらの学校という市民団体の活動発表イベントも実施されていました。


イオンモール松本では、クリスマスツリーの点灯式も。



4日は松原地区の文化祭があったので、毎年恒例となったわたあめをせっせと作っていました。作っているとまつげに絡まるのが厄介ですが、改善方法はあるのでしょうか……。今年は、松原地区の方と写真撮影講座に参加して、2点の作品を展示させて頂きました。




3連休最終日がみなさんにとっていい日になることを願います。

それでは、また明日。



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Posted by 青木たかし at 04:23Comments(0)交通中心市街地活性化松本城

2017年11月04日

振り子式より揺れを抑えたスーパーあずさ「新型車両E353系」が12月23日導入へ。快適性やセキュリティが向上します。

こんばんは、最年少松本市議会議員の青木たかしです。

今日は松本まつりで、ディズニーパレードが実施されました。松本の市街地をこんなに多くのお客さんが歩き、いろんな団体が各々の催しや出展をしているのを見ることができて、市民としてもとても嬉しい光景でした。今日のことについて書いた記事も多く読まれ、ナガブロ総合ランキングもまた1位にして頂くことが出来ました。このことはまた改めて。


さて、今日は特急スーパーあずさについて。





こちらの記事にも書かせて頂いた、スーパーあずさの快適性向上について、10月26日にJR東日本長野支社から導入時期のリリースがありました。

中央本線を走る特急列車用の新型車両であるE353系電車が、12月23日(土・祝)から営業運転を開始すると発表しました。


写真は現行モデルのスーパーあずさ

車両写真はこちらの記事から。
中央本線特急の新型E353系、12月23日デビュー 「スーパーあずさ」として運転 JR東日本(写真17枚) https://trafficnews.jp/post/78896



新型車両導入によって、次のようなことが変わります。

①快適性の向上

空気ばね式車体傾斜装置を導入し、営業最高速度(130km/h)を落とすことなく、「E351系の振り子式に比べて左右の揺れが少なく自然な乗り心地」(JR東日本長野支社)になるとのこと。さらに、「走行中の揺れを軽減する動揺防止制御装置を全車に搭載することで乗り心地を向上」させているようです。

空気清浄機を設置し、空調は座席毎に個別吹き出しとして、各座席で風向・風量の調整が可能になります。

各座席に可動式マクラを設置

室内照明がLED化

・一箇所しかなかった荷物置き場が、普通車の1、3、5、7、10、12号車とグリーン車の9号車に設置。


②観光・ビジネス利用への対応

各座席にパソコンを置けるテーブルとコンセントを設置

3色表示だった車内案内表示器にフルカラーLEDを採用し、行先・停車駅案内に加え、運行情報・ニュースなどを配信


③安心して利用できる車内設備

・改良型ハンドル形電動車いすが利用可能な大型トイレ多目的室、車いすを固定可能な座席を設置

各客室とトイレ内には乗務員と連絡可能な非常通話装置を設置

・各デッキの左右に防犯カメラを設置

AEDを設置


以上です。各内装写真はこちらのリリース情報から。
http://www.jreast.co.jp/nagano/press.html


E353系の外観コンセプトは「伝統の継承、未来への躍動」、内装コンセプトは「南アルプスと梓川の『きよらかさ』、ビジネスの『機能性』とレジャーの『高揚感』」。
シートピッチ(座席の前後間隔)は、グリーン席は変わらないものの、普通席では、E257系と同じで960mmと、E351系より10mm狭いタイプになるとのこと。


当面は新宿―松本駅間の1日4往復8本で導入し、将来的にはすべて新型車両に切り替える予定ですが、営業開始時点で使用される列車は以下の特急「スーパーあずさ」8本です。

・下り:1号、11号、23号、29号
・上り:4号、18号、22号、36号



以前の記事でも、特急あずさを短縮することは莫大な費用が発生することを書きましたが、今回の新型車両導入で横揺れが軽減されること等から、移動時間をビジネスタイムとして活用できるようになることが期待されますね!

全車両が新型に移行するとのことですが、いつまでに移行完了となるか、続報が待たれます。

それでは、また明日。



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Posted by 青木たかし at 01:51Comments(0)交通