2022年11月09日

189って何?1週間に1人の子どもが虐待で命を落としている。命を救うシェアにご協力ください!

こんばんは、前松本市議会議員の青木たかしです。

11月は児童虐待防止月間。
「虐待かも?」と思ったら、誰でも匿名でかけられる全国共通ダイヤル189(いちはやく)へ。お近くの児童相談所へつながります。

これを多くの人に知ってもらうことが子どもたちの命を救うことになると考え、私も「ながのオレンジリボン運動」の実行委員を松本市議の時から務めています。

オレンジリボン運動は、2004年栃木県で起きた3歳と4歳の兄弟虐待死事件がきっかけとなりました。
日本では今も虐待死が年間50件発生していて、1週間に1人の子どもが命を落としているという痛ましい現実があります。

ライオンズ活動を通して養護施設支援などに取り組んできましたが、児童相談所や養護施設は県の管轄となるため、これも市議の立場では議論できなかったことのひとつでした。

表に出てこない、虐待事例はさらにたくさんあると予想されます。

あなたのシェアが命を救うことにつながります。SNSで189を広める活動にご協力ください!




  


Posted by 青木たかし at 22:46Comments(0)長野県議会

2022年11月07日

2023年春の松本・東筑摩郡県議選への出馬意志を固めました。

こんばんは、前松本市議会議員の青木たかしです。

日曜日の信毎、市民タイムスにて、県議選出馬の記事が出ました。

前回の県議選補欠選挙から1年経ちますが、この間、多くの方にお支えいただきながら、自分の未熟だった部分や、これからやりたいこと、そしてこのまちの課題と可能性について真剣に向き合う時間を頂くことができました。

浪人中は悩むことや苦しいことが本当にたくさんありましたが、それらを乗り越えて、改めてこの地域のために政治の場で尽力したいという思いを一層強くしました。

現職議員でなければできないこと、やりたかったこともたくさん溜まっていて、早く仕事をできるようになりたいという気持ちでいっぱいです。

選挙に向けて、この気持ちを全力でぶつけていきたいと思います。

本郷県議は引退を表明されました。長きにわたり県政と松本平発展にご尽力されたことに敬意を表します。
https://www.shinmai.co.jp/news/article/CNTS2022102300100


  
タグ :選挙県議選


Posted by 青木たかし at 19:49Comments(0)選挙長野県議会

2019年06月02日

信州まつもと空港の目指す定期便開拓・国際化の進捗。この夏は、3倍に期間延長された札幌丘珠線の利用を!

こんばんは、最年少松本市議会議員の青木たかしです。

先日、所属する総務委員会で、市内の担当する懸案事項についての視察を行いました。





そのほかにも音楽文化センターなど、視察内容をTwitterで随時更新してありますので、私のアカウントをまたご覧頂ければ幸いです。このときに、まつもと空港にも行って現在の国際化・活性化の取り組みについても伺ってきましたので、そちらについて書いていきたいと思います。



1,信州まつもと空港の特徴

まつもと空港は、「日本で一番空に近い空港」というフレーズを使っています。標高は657.5m。
ただ、その特徴によって、他の空港に比べて空気が薄いことになり、滑走路は2,000mありますが、実際には1,800m程度の実力といわれています。そのため、滑走路の長さが必要なジャンボ旅客機の着陸が難しく、現在就航しているリージョナルジェットが適した空港となっています。

開港は昭和40年。当社は松本大阪間を観光臨時便として運行していましたが、順次延長され、昭和57年には通年運行、昭和60年4月からは通年複便運行となりました。平成6年7月に滑走路を2,000mに延長し、小型ジェットが就航できる空港として新たに開港。同時に、従来の大阪便に加えて札幌・福岡便が開設されました。現在では、大阪便は夏季限定となってしまいましたが、平成19年4月に開港以来利用客が延べ300万人に達しています。

まつもと空港では、空港に親しんでもらうために、空港見学会も実施しています。原則毎月第4日曜日に開催していて、年6回の開催で、毎回150人程度が来場しています。

現在は福岡便と札幌(新千歳)便が定期就航していて、それぞれ90分で到着します。

2,空港の利用状況
まつもと空港は、平成6年のジェット化以降、景気動向の悪化などの要因で、年々利用率が減少し、平成21年、年間57,576人という最低の搭乗者数を記録しました。



その翌年から今のFDAさんによる運航となり、年々その利用者数を増やしています。昨年平成30年には、チャーター便あわせて年間137,776人の利用がありました。

年度別の定期便の利用状況推移と、月別の利用状況は次の画像の通りです。



これをみると、冬期の利用促進が課題となっていることがわかります。
こういった背景も踏まえて、空港を管理する県では、「空港の発展・国際化に向けた取組方針」を策定し、推進室を設置することで、対策に本腰を入れるようになりました。

まだご覧頂いていない方は、概要版だけでも、ぜひ一度目を通してみてください。発展・国際化のための具体的な目標値とそのスケジュールが設定されています。

信州まつもと空港の発展・国際化に向けた取組方針について
https://www.pref.nagano.lg.jp/airport/houshin.html


3,活性化・国際化の目標値と、その達成状況

この取組方針によると、この3月までの3年間は「テイクオフ期間」とされています。それぞれの目標の達成度は次の通りです。

<国内路線>
・札幌線の夏期増便 → 札幌丘珠線の夏期就航
・大阪(伊丹)線の期間延長 → 未達成

<国際路線>
・チャーター便の多便化、定期便誘致 → 平成30年度はチャーター便35便で過去最多
・関西空港などからのインバウンドの取り込み強化

<機能拡充>
・RNP-AR進入方式の導入 (ナビゲーションで遅延・欠航を改善するシステム) → 導入に向けて着手
・駐車場の増設 → 昨年着手で12月に完成予定
・エプロン、国際線ターミナルビルの整備に向けた検討、調査の着手 → 調査費の予算が今年度計上


この中で、目標年度中にまだ大阪便の期間延長が達成できていないため、一層の取り組みが求められています。

そして、令和元年度からの3年間は、「上昇期間」としてさらなる取り組みの推進が位置づけられています。

<国内路線>
・新規路線の開設
・大阪線の通年運航

<国際路線>
・東アジアとのチャーター便の充実、定期路線の実現

<機能拡充>
・エプロン、国際線ターミナルビルの整備



そして、令和4年度からは「巡航期間」とされ、次の目標が定められています。

<国内路線>
・福岡線の増便(3往復/日)
 就航路線・便数:4路線・6便(往復)/日


<国際路線>
・定期路線の定着
 国際定期便:2路線・4便(往復)/週
 国際チャーター便:100便/年


以上、県の定めた方針では、この数年のうちの国際定期路線実現が目標として掲げられています。国内線でも、さらなる期間延長や新規開拓が進められているところです。陸路のアクセスが悪くなってしまった松本圏域にとって、空港の活性化は未来を切り拓く重要なテーマのひとつとなっています。

さきほども触れましたが、昨年から、新千歳空港に向かう札幌線に加えて、夏季限定の札幌丘珠線が就航するようになりました。定期便であった新千歳空港は、札幌駅まで1時間弱かかってしまっていましたが、この丘珠空港は、札幌駅まで6kmであり、20〜30分で向かうことができます



昨年の利用率が好調であったこともあり、今年は運航期間が3倍に延長されることとなりました。私たちのまつもと空港をさらに便利に、発展させていくためには、市民が移動手段としてこの空港を多く利用して、利用率を高めることが不可欠です。



目標未達成となっている大阪便もあわせて、この夏は空港を使った観光スケジュールもぜひ検討して、まつもと空港の発展にご協力ください!

それでは、また明日。  


Posted by 青木たかし at 20:39Comments(0)長野県議会空港活性化・国際化

2019年04月01日

新元号、令和に向けた統一地方選挙!県議選の政策を知る手段と、松本駅での期日前投票の便利さについて

こんばんは、最年少松本市議会議員の青木たかしです。

新元号、令和と発表されましたね!

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本日、元号を改める政令を閣議決定いたしました。 新しい元号は「令和」であります。 これは、万葉集にある「初春の令月にして 気淑く風和ぎ 梅は鏡前の粉を披き 蘭は珮後の香を薫す」との文言から引用したものであります。そして、この「令和」には、人々が美しく心を寄せ合う中で、文化が生まれ育つ、という意味が込められております。 万葉集は、千二百年余り前に編纂された日本最古の歌集であるとともに、天皇や皇族、貴族だけでなく、防人や農民まで、幅広い階層の人々が詠んだ歌が収められ、我が国の豊かな国民文化と長い伝統を象徴する国書であります。 悠久の歴史と薫り高き文化、四季折々の美しい自然。こうした日本の国柄を、しっかりと次の時代へと引き継いでいく。厳しい寒さの後に春の訪れを告げ、見事に咲き誇る梅の花のように、一人ひとりの日本人が、明日への希望とともに、それぞれの花を大きく咲かせることができる。そうした日本でありたい、との願いを込め、「令和」に決定いたしました。文化を育み、自然の美しさを愛でることができる平和の日々に、心からの感謝の念を抱きながら、希望に満ち溢れた新しい時代を、国民の皆様と共に切り拓いていく。新元号の決定にあたり、その決意を新たにしております。 五月一日に皇太子殿下が御即位され、その日以降、この新しい元号が用いられることとなりますが、国民各位の御理解と御協力を賜りますようお願いいたします。政府としても、ほぼ二百年ぶりとなる、歴史的な皇位の継承が恙なく行われ、国民こぞって寿ぐことができるよう、その準備に万全を期してまいります。 元号は、皇室の長い伝統と、国家の安泰と国民の幸福への深い願いとともに、千四百年近くにわたる我が国の歴史を紡いできました。日本人の心情に溶け込み、日本国民の精神的な一体感を支えるものともなっています。この新しい元号も、広く国民に受け入れられ、日本人の生活の中に深く根ざしていくことを心から願っております。 #令和 #新元号 #2019年

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個人的には、「レイ」という響きに洗練されたイメージがあり、新時代を連想する、かっこいい元号だなと感じましたが、みなさんはいかがでしょうか?


県議選も今日で4日目に!各候補の政策を知るには

さて、県議選が29日に告示されて、今日で4日目となりました。市議選立候補予定者は、県議選中、混乱することを防ぐため、政治活動を自粛するように要請されています。



今日は、県議選について少しお書きしたいと思います。


県議選ポスター掲示板

選挙では、ポスターを見て投票先を決めるという人も多いそうです。ポスターに映る顔や表情が、各候補者のイメージや政策を物語っていると、判断されるようです。ちなみに、この掲示板には、投票日の下のところにQRコードが表示されています。もし近くを歩く機会があれば、ぜひこのQRを読み取ってみてください。

ポスターには政策をほぼ書くことは出来ないので、選挙期間中、わたしたち有権者が政策を知るためには、各候補者の個人演説会に参加するのが一番です。そのほか、今回の統一地方選挙から、地方選挙で初めての選挙期間中に配布できるビラが使えるようになりました。



この選挙ビラを見たり、選挙期間中に配布される選挙公報をご覧頂くことで、どんなことを訴えているのか、知ることができるようになっています。

また、先日も記事にしましたが、こちらのYouTube動画では、県議選公開討論会として各候補者の考えを知ることがでいるので、是非投票先を考えるのに役立てて頂きたいです。









期日前投票は、松本駅自由通路で可能。投票券がなくても、身分証明書があれば投票できる!

衆院選のときにこちらの記事にも書いたとおり、松本市では、期日前投票を松本駅で行うことが可能です!



松本駅自由通路では、投票券を忘れてしまっていても、身分証明書があれば投票することができます。買い物や通勤・通学の途中で、一緒にいる人たちと一緒に、ぜひ投票に出かけるよう、呼びかけて頂ければと思います。

あわせて、ネット選挙についても、過去の記事を載せておきます!



長野県議選、松本市議選では、選挙のたびに投票率が下がり続け、4年前は過去最低の投票率を記録しました。多くの皆さんに、ぜひ投票にお出かけ頂ければ幸いです。

それでは、また明日。



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Posted by 青木たかし at 18:14Comments(0)選挙長野県議会

2017年08月30日

市役所駐車場は20分で100円へ。来年1月上旬には有料化へ移行の見通し。

こんばんは、最年少松本市議会議員の青木たかしです。

松本市役所駐車場の有料化が検討されていたことはこれまでの記事で書いてきました。




これまで総務委員会として協議にかけられており、有料化の方針が承認されてきましたので、この9月議会補正予算で有料化のための補正予算4769万円を計上する見込みとなっています。


8月29日付市民タイムスより

こちらの記事にあるとおりですが、145台ある駐車場の料金設定は、


20分で100円

・平日、夜間、休日問わず同一料金

・午後6時から翌朝午前8時までの夜間は上限1300円

・開庁時間中の来庁者は無料


とする案が示されるようです。

本件は、所管する総務委員会で、9月議会の中で審議されることになります。私は担当委員会に所属していないのですが、有料化をする明確な理由や、4000万円を超える入場ゲート設置費用はどれくらいで回収できるのか、なぜイオン開店までに検討されなかったのか、料金設定の根拠、今いるシルバー人材センターの方への雇用・人件費はどうなるのかなど、委員会の場でどのような議論がされるか注目していきます。






本日付市民タイムスで、Jアラートが鳴った際の対応について、県の説明がありましたので載せておきます。

また、9月10日9時から、コワーキングスペース Knowers に知事が来て、タウンミーティングが開催されるようです。


8月22日付市民タイムス

9月4日までに県への連絡が必要とのことで、若い人にも来てほしいとコメントがあります。興味ある方はぜひ!

それでは、また明日。



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Posted by 青木たかし at 20:58Comments(0)市庁舎・建て替え長野県議会

2017年08月16日

特急しなの、松本-長野間の高速化や振り子抑制の見通しは?

こんばんは、最年少松本市議会議員の青木たかしです。

先日、新宿まで行く特急あずさは2時間半を切れるのか?といったブログ記事を書きました。


その中でも触れましたが、松本から出る特急列車としては名古屋、長野方面へ向かう「特急しなの」があります。松本駅から長野駅まで、おおよそ50分間がかかり、車両の横揺れも大きいため、その高速化や快適性の向上は予定があるのかについて、今回は書いていきたいと思います。




篠ノ井線は、塩尻駅から篠ノ井駅まで、66.7kmつづく路線です。

このうち、塩尻駅から松本駅までの13.3kmは複線化がされていますが、松本駅から篠ノ井駅に至る53.4kmのうち、田沢〜明科駅間以外の約47kmは単線区間となっていて、これを複線化しないことには、列車が今より早いダイヤで走ることはできません。

さらに、姨捨駅付近は急勾配があり、坂北駅〜稲荷山駅の間に急カーブが有ることから、これらも高速化を図る上で改良する必要があります。

姨捨駅では、行き違いのために一時停車する必要がある



このように改良すべき路線が長く、あわせて利用客数が減少していることから、現在、県でもどのように改良することがいいのか等、JRとともに高速化の論点整理をしているとのこと。また、「振り子電車」と評されるような車両の横揺れについて、あずさのようにそれを抑える新型車両導入の話などは今のところ予定がないようです。

現在、篠ノ井線の高速化に向けては、沿線の自治体、商工団体等が「篠ノ井線松本地域活性化協議会」を組織(平成26年11月)し、篠ノ井線と松本地域のP・情報発信、利便性・快適性向上の調査研究、利用促進の取り組みをしているとのこと。



以上が篠ノ井線の現状で、特急あずさと同じく莫大な費用がかかることに加えて、利用客数が減少していることが、改良の見通しが立たない大きな要因となっているようです。

協議会でもすすめられている、利用促進が重要とのことですが、あずさ以上にそのハードルが高いようです。。。

今回は特急しなのについて、その見通しを簡単にまとめてみましたが、県で対策推進室が設けられ、期待の大きい松本空港の国際化について、次は書いていきたいと思います。

それでは、また明日。



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Posted by 青木たかし at 14:17Comments(0)長野県議会

2017年08月14日

特急あずさは、2時間半より早く松本−新宿間を繋げられるのか?

こんばんは、最年少松本市議会議員の青木たかしです。

松本市における大きな交通の課題となっているのは「東京へのアクセスが悪いこと」。自動車道によるアクセスの悪さもあり、「陸の孤島」とも表現される一方、「首都圏から来るのに時間がかかるからこそ、観光客が松本に宿泊してくれる」、「首都圏から離れているから松本独自の文化を育むことができる」ということも考えられます。

一方、ビジネスマンにとってはやはり、東京にアクセスしやすいかは重要なことで、市としても所要時間の短縮(高速化)を県に要望している所です。

今回は、特急あずさを今より早くすることができるかどうかについて書いていきます。




ちなみに、現在のスーパーあずさの最速到着時間は

上り : 2時間25分(スーパーあずさ14号)

下り : 2時間26分(スーパーあずさ19号)

であり、これを今よりも早くするにあたっての課題は2点挙げられています。


1,山梨県内の線路において、急カーブや急勾配がある

山梨県内の線路が、急カーブ、急勾配があり、スピードを出せないでいることが大きな課題となっているようです。

この線路を付け替えれば、おおよそ15分の時間短縮効果が得られるとのこと。しかし、そのためにかかる費用は2300億円と試算されています。

2時間25分から15分短縮するために、2300億円・・・しかも、その工事は数年で完了するような規模のものではないでしょう。


2,東京〜高尾間の朝・夕におけるダイヤが過密となっている

もうひとつの課題が都内における通勤時間帯の過密ダイヤで、複線化・複々線化をしないと早い速度で電車が走れないということ。

あずさの走るJR中央東線は、すでにほとんどが複線化されていて、新宿〜三鷹間は複々線化されています。よって、これより先の三鷹〜立川間を複々線化することができれば、もう少し時間が短縮されるようです。気になるその費用ですが、数千億円とも試算されています。そして、それによって短縮される時間は、数分程度とのこと。


ちなみに、中央東線のうち、単線区間となっているのは岡谷〜普門寺信号場間の11.5km。

普門寺信号場駅は諏訪にある駅です。



以上から、中央東線高速化は4000億円以上の投資をして、2時間25分が2時間5分に短縮されるという状況であり、高速化はあまり現実的ではないように思います。


3,自治体としての取り組みと成果

自治体としては長野県、山梨県、沿線沿いの市町村や経済団体で「中央東線高速化促進広域期成同盟会」を組織し、JRや国に高速化と利便性向上を要望しています。今年は長野県知事が会長を務め、松本市長と甲府市長が副会長を務めています。

高速化は課題が多いものの、利便性向上については次のような成果が挙げられています。


・平成28年3月 新宿駅17:00始発を、東京駅16:45始発とし、東京駅始発のあずさが新設された

・平成28年 無料Wi-Fiが三鷹、立川、高尾、大月、石和温泉、松本、白馬駅で利用可能となった

・平成28年5月 クルーズトレイン四季島が中央東線に乗り入れることが決まり、平成29年5月から車両は運行をはじめている

・平成29年3月 中央東線のほとんどの駅でSuicaが利用可能となった


4,期待される新型車両
これからは定時・安定走行の確保と、利便性の向上を求めることが現実的である中、期待されているのが中央東線への新型車両(E353系)の導入。

この車両は振り子といわれる横揺れが今よりも改善され、コンセントが各座席につき、空気清浄機も設置されるなど、大幅に乗り心地と利便性がよくなるといわれています。

平成27年7月に落成し、現在試行走行中で、遠くないうちに運行開始されると言われていますが、明確にいつ導入されるかということは、JRから未だ発表されていません



中央東線の高速化が簡単にはできないことから、まずはいかに車両内で快適に過ごせるか、時間を有効活用できるか、といった点を追求していき、道路整備や空港の活性化、国際化にも注力をしていく必要があると考えています。

また、特急しなの(篠ノ井線)の方が、横揺れが強く、長野までの時間も1時間弱かかることから、所要時間や快適性の向上が求められるところですが、この件はまた改めて記事にします。

それでは、また明日。




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Posted by 青木たかし at 19:09Comments(1)長野県議会

2017年07月23日

県はイオンモール松本開店後の渋滞状況を見てから追加対応。長野県議会一般質問の答弁概要まとめ。

こんばんは、最年少松本市議会議員の青木たかしです。

新聞報道により、イオンモール松本の開店日が9月21日であることが明らかとなっています。


この渋滞の対策については、長野県議会6月定例会にて、百瀬県議、下沢県議からも質問されています。


6月28日付市民タイムスより

今回はその内容について、県警と知事がどのように答弁されていたか、その概要をまとめます。

長野県議会6月定例会録画
http://www.pref.nagano.lg.jp/gikai/chosa/chuukei/chuukei/rokuga/h2906.html


県の対策についてまとめた記事はこちらから。






【百瀬県議の質問に対する県警本部長の答弁概要】

1,信号機と車両感知器の見直しについて

現在、車両感知器などで交通量や走行速度を把握・分析しているが、それをもとに信号の制御をしたり、交通情報を提供することで、交通の流れの正常化に努めている。

松本市は市街地から郊外の幹線道路まで既にそのシステムを整備しているため、交通量の最適化が図られているので、現状では信号調整や感知器の見直しは必要ないと考えている。なお、過度な渋滞が発生し、通常運用で対応ができなければ信号機の秒数調整で最適化をはかっている

これに加えて、(2台の)車両感知器の増設を進めている。松本市街地の集中制御機、交通監視カメラはすでに相当数が設置されているのでこれらを活用する。



2,交通渋滞の情報提供について

ラジオによる放送、情報板、カーナビに渋滞情報を表示するシステムで交通情報の提供を行っている。

混雑状況を提供する情報板の増設については、開店後の渋滞の状況を見て、必要であったらその費用対効果を検討し、最善策によって情報提供をしていく。



3,県警による市街地の交通対策について

イオンモール出店にともない、これまで警察はイオンに対して、駐車場の出入り口の数、位置、駐車待ちスペースの確保など、指導助言をしてきた。

出店予定地周辺の信号機への(2台の)車両感知器増設のほか、信号機のLED化などの改良、監視カメラによる交通把握、信号調整によって渋滞対策をはかる。

開店直後と、休日の交通量が増える時間帯に現地調査を実施し、必要があれば信号機の秒数調整を行う

松本市街地は道路環境に比べて交通量が多く、交通渋滞が発生する状況にあることから、道路管理者などの関係機関と協議し、働きかけを更に推進することで、渋滞解消に向けて取り組んでいく。




【下沢県議の質問に対する知事の答弁概要】

大店立地法の届け出にともなって、渋滞緩和に関する意見書が5名から出されている。提出された意見を担当課で検討、審査中であり、7月7日までに県の対応を決定していく。

県警本部長からも答えたが、渋滞緩和につながる整備もしてきている。

それでも予想される渋滞については、現地調査と協議を継続することで、関係者が一体となってその対策に取り組む。





以上が答弁概要です。

県としては、現状の対策で交通量の最適化は図られており、現時点では信号の見直し等は必要ないと考えているようです。必要があれば信号の秒数調整は行うとのこと。

議場の答弁を聞いただけでは、その根拠などがまったくわからないため、なんとも言えませんが・・・現地調査をするなど、県としては発生した渋滞の状況をみて、対策を検討するという姿勢のようです。また、関係機関とは協議を続けていくとのことでした。

県庁所在地であり、主体的にその対策に取り組まれた岡山市や徳島市と比べると、その取組姿勢の違いを感じてしまいますが、その根拠の部分が気になるところ。市で実施した渋滞シミュレーションとの兼ね合いをどのように捉えているのでしょうか・・・?




機会を見て、県の方にも調査をしてみたいと思います。

それではまた明日。



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Posted by 青木たかし at 19:08Comments(0)渋滞イオンモール長野県議会

2017年06月27日

県議会一般質問で、2人の県議がイオン渋滞対策を質問!また、会派として、今日から3日間行政視察に出ています。

こんばんは、最年少松本市議会議員の青木たかしです。

今日の県議会一般質問にて、松本市選出の百瀬智之県議と下沢順一郎県議がイオン渋滞対策について取り上げられました!

私は今回の6月議会で取り上げた通り、長野県としてのイオン渋滞対策の取り組みが相対的に少ないことに疑問を感じていました。



その点について、お二人の県議が県の姿勢を質して下さいました。

今日は視察中であったため、内容をまだ見れていませんが、聞くところによると「やれることはやっている」という答弁であったようです。

中継を見れなかったのですが、改めて録画をみて、まとめさせて頂きたいと思います。

長野県議会6月定例会録画
http://www.pref.nagano.lg.jp/gikai/chosa/chuukei/chuukei/rokuga/h2906.html


さて、私は本日より3日間、会派開明としての初の行政視察を行っています。



本日は岩国市役所で3つのテーマを視察。



しっかり勉強させて頂きました。

視察報告を下にまとめました。最終的な報告書は年度末に公表します。


尾道市では、松本市でも来年度以降導入するとされているdocomoの「コミュニティサイクル」を発見。



松本はいつ、こういったものが導入されることになるでしょうか・・・。

以下、現時点でまとめた報告書です。


H29%E5%B2%A9%E5%9B%BD%E5%B8%82%E8%A1%8C%E6%94%BF%E8%A6%96%E5%AF%9F.pdf (PDF: 146.44KB)

平成29年6月27日
岩国市行政視察報告書

松本市議会議員
青木 崇

視 察:山口県岩国市
日 時:平成29年6月27日

テーマ:1,いわくに消防防災センターについて
    2,米海兵隊基地と街づくりについて
    3,岩国錦帯橋空港の活性化について


1,いわくに消防防災センターについて
 医療・防災交流拠点のまちづくりを進める上で、迅速かつ柔軟な災害活動を行うため、そして、防災知識の更なる普及啓発につなげるために、その中核拠点となる「いわくに消防防災センター」を建設した。

 これは市街地のほぼ中心に位置しており、地盤が堅固な高台であるという災害に強い地勢であることを活かしている。そして、機能的かつ合理的な配置計画、環境への配慮、自然エネルギーの積極的活用をコンセプトに整備し、平成28年3月1日に完成した。開館以降1万6千人の来館があり、225名収容可能な講堂も備え、研修など様々な用途に使うことができる。

 この施設の特徴的な機能としては、次のようなものがあげられる。
 まず、災害時に機能が麻痺してしまわないように免震構造の建物となっている。鳥取地震があった際、岩国市では震度4を観測した一方、庁舎ではほとんど揺れを感じなかったという。また、雨水貯留槽を整備し、上水・下水ともに72時間まで水量を確保できるようになっている。また、非常用発電機もあり、こちらも72時間以上電力供給が可能。

 施設内には3つの訓練棟を備えており、複雑多様化する災害に対応できるよう、各種消防活動訓練・救助訓練が可能となっている。さらに、高機能消防指令システムの導入により、119番通報から出動車両の自動編成、出動指令、現場支援に至るまでIT化されており、迅速かつ効果的な指令が可能となった。また、アナログ方式からデータ方式の通信としたことで、秘匿性も向上し、個人情報保護にも寄与しているとのこと。

 市民にとって人気があるのは防災学習館。消火体験や煙避難体験ができるが、中でも人気なのが、過去の大地震を体感できる地震体験。
 これらによって、防災意識の醸成に努めているということだった。




2,米海兵隊基地と街づくりについて
 空母艦載機61機が岩国基地に移転する計画について、6月23日の市議会本会議にて、市長が容認を表明した。これによって米軍60機、自衛隊35機だった機数が、150〜160機となるため、嘉手納基地よりも機数が多くなり、日本一の規模となった。

 市としての基地に対する基本姿勢としては、基地は国防という高度な政治目的によるものであり、基地の存在そのものについては是認するものの、そのことによって特定地域の振興が阻害されてはいけないという考え方から、基地障害の軽減対策と、基地周辺整備事業を積極的に促進することとしている。

 配置されている機体は轟音の出るジェット機であり、相当な騒音が発生する。近くに住宅街もあり、市としての騒音対策が重要課題となっている。毎年2,000件前後の苦情件数があり、住民への影響がうかがえるが、これらを要約し、その声を米軍、国へ伝えている。航空機騒音に対して、騒音データの把握をしたり、沖合に滑走路を1キロ移設したり、司令官と岩国市とで飛行規則を設けるなど、その対策をとっている。

 具体的な措置としては、住宅の騒音対策工事。騒音区域を指定し、国が防音工事をする場合に市も補助をしている。騒音対策の要であることから、拡充の要望をしている。

 同じく海上自衛隊も配置されているが、こちらはプロペラ機のため、轟音は出ない。また、米軍の人員は約6,580人で、米軍による事件、事故は過去3年で5件。件数は少ないものの、騒音対策に次ぐ課題として、常に対応を求められている。

 一方、基地との共存という方針を掲げている。これを掲げているのは岩国市と三沢市のみ。米兵と市民との交流をはかっているが、米軍による事件、事故を防いでいくためにも、この交流を積極的に進めている。

 そして、基地を受け入れる負担に対する財政措置として、82億円が平成27年度には交付されている。これを活かし、住民の福祉向上に活用している。これまでの累計では1300億円。先の防災センターの建設費も、27億円の交付があり、この財源がなければ、このような防災センターを作ることはできなかったとのこと。


3,岩国錦帯橋空港の活性化について

 滑走路管理者は米軍で、空港は国営、ターミナルビルは第3セクター管轄。全日空で沖縄、羽田便を運航している。駐車場850台。昨年度利用者数は41万人の搭乗があった。
 
 岩国羽田線の利用目的は仕事4割、観光3割で、沖縄線は観光6割であるが、沖縄線は団体利用や修学旅行による利用が少なく、利用が低迷しているため、利用促進策に取り組んでいる。議会からの提案で、沖縄県との相互交流を行う団体に対し、1人あたり旅行費用を最大1万円助成する事業を昨年から開始した。交流テーマは文化・芸術・スポーツ・産業振興・市民活動。制度開始後、一年で10件の申請があった。

 この空港の特徴としては、周辺を4つの空港に囲まれているため、広域周遊ルートを設定しながら、今後の利用促進につなげていこうとしている。


以上です。

それではまた明日。



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Posted by 青木たかし at 23:41Comments(0)視察・研修長野県議会